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パソコン仕事で体も心もがちがちになっているすべての人が楽になる「テック・ストレスから身を守る方法」  By エリック・ペパー

執筆者の写真: Hiro MHiro M


最近仕事が忙しくなって、パソコンを使うことが急増したんですよ。

で少々苦しくなりました。また腱鞘炎をやらかすのかと思うくらいの痛みがあってどうしようかなと思っていたの。

腱鞘炎をやったことがある人ならわかると思うけど、何触っても痛くなる!


で、本屋さんでたまたま見かけたこの本を手にとってなんとなくよかったのでしっかり読んでみることにしました。


テック・ストレスって、パソコンを使って肩や腰が痛くなるのを防ぐ方法なのかな、と漠然と思っていました。ほら、パソコンをどういう姿勢で使うとか、夜寝る前まで仕事しないといいとかね。でも、違った・・・


対象の機器についていえば、パソコンだけが範囲じゃなく、携帯やiPadやゲームも含まれるみたい。だから当然使い方も仕事から趣味、携帯で話す、ゲームをするなんてことも含まれる。


環境もそうね。「ストレス」をどうやって防ぐか、防がないとどうなるか、段階を追って説明しているんだよね。


私はゲームをしないから、仕事の部分だけピックアップして読んでいたけど、心が虚無になる感じってわかるかな?どんな風にパソコンを使った環境が心を虚無にするのか、防ぐにはどうするのかっていうことも書いてあって、範囲めちゃ広い。


一番「え?」と思ったのは、マウスに指を置いて、クリックしていなくても、呼吸が浅くなって、体が緊張状態になるっていうのが機械で測定してもわかること。


緊張状態って、50m走でよーいいどんってスタートラインで腰を低くしている感じ。

戦闘開始いつでもOKよ!


それがマウスに指を置くだけで、作られているってこと。

測定すると表示される。

いや、本の中に測定の際針が上下にびんびんふれた図があったけど、呼吸もなくなるし、緊張で針がふれまくるし、激しい図でした。


マウスに指を置くだけでこれよ!

ってことはパソコンのキーボードを使って仕事をするすべての人に当てはまることなの?

あなたは違うかもしれないけど。どうかな?大丈夫かな?

私にとってこの発見はとても大変なことなんだった。


でこの本で提案しているのは「マイクロブレイク」と「マクロブレイク」


マイクロブレイクは


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筋緊張を軽減するための一瞬の休め方で、筋疲労の回復が可能となる。血液がより自然に流れるため、組織に栄養素が取り込まれると同時に老廃物が除去される。マイクロブレイクは、実際にも筋電図感覚(EMGギャップ。筋電位の一瞬の低下状態)として観察され、約30~60秒ごとに0.5~2秒間キーボードから手を下して休める方法。


テック・ストレスから身を守る方法:P 386

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でキーボードから手を外して、膝の上に手を置くってやってみたら、呼吸が落ち着いてきて体の緊張が抜けて前のめっている感じが消えたんだ。


肩や首を動かしたりすることもしてみたけど、がちがちになった感じが少しずつ消えて行っている。


そこで呼吸を整えるのもブレスワーク的には「鍵」だね!

グラウディングもできる!

マインドフルネスだね。


マクロブレイクは


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60~90分ごとに最低5分間の休憩を取り、パソコンの前から離れる。

同:P386 

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そうですね。これって、意識しないとなかなかできなかったりする。

仕事に夢中になっている風?で椅子から離れられない感じってとても体によくない。わかっているけどやっちゃうんだなあ。


でもそんなちょっとしたことで体と心の状態をゼロのバランスが取れた状態に持っていくことができたら、パソコンを使うときの体の不調だけでなく心の不調もよくなりそう。


現在の電子機器との付き合い方を考えされる一冊です。

手遅れにならないうちにぜひ一読を。




エリック・ペパー(2022)『テック・ストレスから身を守る方法』(中川朋訳)青春出版社.

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